エンジニアリングレポートをチェックする
カテゴリ: お悩み解決
「エンジニアリングレポート」とは、対象の収益物件の建物についての
「物的状況」を第三者の専門家が客観的に評価した調査報告書になります。
その中身は、「立地や管理状況、遵法性、建築物の仕上・構造・設備の劣化状況
耐震性能、有害物質含有状況」などを、デューデリジェンス専門会社が調査をして
作成しているものになり、細かく把握することで投資判断することができるのです。
では実際に「エンジニアリングレポート」を見て、投資判断する際に、特に気をつけ
ないといけない項目が3点あります。「建物の修繕更新費用」と「再調達原価」と
「耐震性」についてです。その他の「遵法性」や「環境リスク診断」については
重要というよりも基本中の基本になるので必ずチェックするようにしましょう。
「建物の修繕更新費用」は現地調査をベースに算出されているため、実際にどれくらいの
修繕費用は今後必要となるのかを数値化しているため、投資判断の重要なポイントです。
「緊急を要する修繕費用」と「中長期的な修繕費用」が記載されており、「維持更新費用」
との整合性が重要となるので注意が必要です。
「再調達原価」は「積算価格」を求める上で必ず必要になってきますので重要です。
ここでも注意しないといけないことは、計算された「再調達原価」が実際の価格と
異なる場合が多々あるため、注意をした上で判断しなければいけません。
「耐震性」については、地震が発生した際の影響について評価されております。
「耐震診断」と「地震リスク評価」の2種類があります。「新耐震設計基準」を
きちんとクリアしている建物なのかをチェックしましょう。「地震リスク評価」は
どれくらいの被害がでるのかを数値化したものになるのでどういった計算方式に
なっているのかを知っておくようにしましょう。
